今日は、冬に予定されている公演に向けての準備を始めました。
ガムラン、ジャワ舞踊、ワヤン、アンクルンにショラワタンなど盛りだくさんの内容を予定しています。
まずはワヤンの練習。子どもを食べようといつもその機会を狙っている鬼や、その思いに応えようと悪巧みをする神から、どうやって子どもたちを守るのか、大人がしっかりしてないとどうなってしまうのか。そんなダメダメな神や大人にブチギレる長老スマルのお話です。ワヤンの中に曲がたくさん入っているので、それらを覚えて、できることなら演奏しながら歌も歌いましょうというのが目標です。人数が少なめでも重厚感のある演奏を目指しております。
踊りの練習もしました。演奏者が踊り手となり、頭数から抜けますので、残された演奏者はさらにさらに工夫をして、音の連なった豊かな演奏を心がけるのであります。
もう一つの長期的な目標としては、ジョグジャカルタ形式のスリンピの上演です。
まずは、演奏・・・ルバブとグンデルが響き合う静謐なシーンや、複数人での歌声パワーのコーナーなど、人数と練習がたくさん必要な曲です。今年・来年あたりを目処に地道に練習していければと思います。
ちなみに、スリンピには弓矢を使います。4人の踊り手が一人一つ、大きな弓を持って踊るわけですが、この弓がジャワにしか、ないんですね。しかも、お店で売っているわけでもない。今回踊りをジャワで習ってきたビンタンララスの二人ですが、なんとないなら作ればいいじゃないとばかりに、Yさんが弓矢の製作に入りました。
ローフィも竹の確保、ノコギリ担当、ボルト穴あけ担当として協力しています。弓矢ができ、演奏もできるようになれば、このスリンピをどこかでお披露目できるのではないか、今年中には無理そうですが、来年か再来年か、、、、いつか、できることを楽しみにしながら、全9ページにわたる楽譜をまずプリントアウトするところから頑張っていきたいと思います。
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